ライブロック ~マリンアクアリウム物語~
月と海の部屋にようけそ!
私の海水水槽。エビ君やニモ君たちは元気に泳いでいますよ~
前回の海水水槽記事は↓ ↓ ↓
今回は、海水魚を飼育するうえで必要不可欠なライブロックを焦点に当ててみたいと思います。
では行ってみましょう~
ライブロックとは?
サンゴが死んで骨格が風化したものに、様々な微生物/バクテリアなどが繁殖したものを「ライブロック」と言います。名前の通り、「ライブ」=「生きた」+「ロック」=「岩で生きた岩」です。
ライブロックには、バクテリアによって水槽内の水を浄化してくれる作用があります。そうです、生物が有害物質を処理してくれるんです。なので、カクレクマノミなどを飼育する海水水槽にライブロックが必要不可欠になるんです。
また、水槽内でライブロックを複数個積み重ねてレイアウトするとにより水槽内がゴージャスになる、魚の隠れ家になるというメリットもあります。。
逆に「デスロック」と言うものもあります。同じサンゴの死んだ骨格ですが、この「デスロック」名前の通り死んだ岩です。簡単に説明するとライブロックに付着している微生物などが死んでいるものを指します。
ライブロックの適切量と選び方
水槽に入れるライブロックの量は、多くても少なくてもいけません。多い場合は水の流れがさえぎられるため、水槽全体の海水循環が損なわれます。少ない場合は、浄化処理能力が不足となります。ですので、水槽内の水量(L)÷10=ライブロック量(Kg)位が適切量です。25L海水を入れている場合は、2~2.5Kgのライブロックとなります。
せっかくライブロックを購入するのだからいいライブロックがほしいですよね。良いライブロックは、紫色の「石灰藻」が多く付いているものです。見た目も綺麗ですし、石灰藻がついているとその部分には悪いコケなどが生えません。
逆にあまり良くないライブロックは、白色になっているものです。ライブロックが白くなっているのはバクテリアなどが死んでいる証拠ですので白色が多いものは避けた方がいいでしょう。
安い買い物ではないので、ライブロックはお店に行き見て買うのが一番いいと思いますが、近くにお店なんてないよ~って方はここのお店を紹介しておきます。
私もかなりお世話になっています。「チャーム」というお店です。 いつも品質の良い物を送ってきてくださる、私のおすすめのお店です。また、ライブロックにはグレード分けして販売しておられるのでご予算と相談して選べるのもいいところです。
キュアリング
ライブロックのレイアウト
ライブロックは積木と同じで、ライブロックを積み重ねて レイアウトを行っていきます。アーチを作ってお魚ちゃんの遊び場を作ったり隠れ家を作ったりしてあげて下さい。ここは自身のフィーリングでいいと思います。カッコよく仕上げてあげて下さい。ただし、1つだけ注意があります。ライブロック軽いですが高いところから崩れガラス等に当たるとガラスに傷や破損するリスクがありますので不安定であるなら固定した方が良いでしょう。
では、私の水槽を見てみましょう。
向かって左側が、ニモくんを飼育し始めた初日のレイアウトです。右側が枝状のライブロックを購入した後に高さを作ってレイアウトしています。しかし、最近納得が出来なくなってきたため、更に変更したレイアウトがこちら~
横に広げて、アーチと隠れ家を作ってみました。前回よりライブロックが増えているように見えますが増やしていませんよ。ライブロックを割って 配置を少し工夫しただけです。かなり豪華になったと思いませんか?お魚ちゃんやエビ君もライブロックの周りで華麗に泳いでいます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
私の水槽内レイアウトは日々進化していますが、「もっと立体感を作りたい」など不納得な要素がたくさんあります。また、サンゴを飼育するなどやってみたい事もたくさんあります。私のマリンアクアリウム物語、まだまだ進化させ続け紹介していきたいと思っています。
皆さんも興味があればマリンアクアリウム物語始めてみてはいかがでしょう?かなり癒されますよ。
本日はこの辺でお休みなさい。
MS