サザエのお刺身を作ってみた ~実食物語~
月と海の部屋へようこそ!!
本日、サザエをいただきました。
3月から8月が旬で、今がとても美味しい時期。
昔は近くの海でも簡単に取れてたけれど、最近見なくなりました。さみしい事です。
今回は私が海に行ってゲットした食材ではないですが、せっかくいただいたので久々に実食編でもやってみようかな。
という事で、いざ調理開始~
メニューは何?
サザエの食べ方としては、壺焼きが有名ですよね。酒と醤油を1:1で合わせたものをサザエのフタ部分に入れて、グリルで焼くだけで作れる為壺焼きにしようかなと思いましたが、サザエ3個では少しさみしいという事で、中止。また壺焼きだと実食物語がさらーと終了してしまうので面白くないのです(笑)
ここは思い切って、磯の香りを楽しめるお刺身を作ってみようという事にして、サザエの調理方法を紹介しながらお刺身にしてみます。
下ごしらえ
お刺身にするには、殻からサザエを出してやる必要があります。使う道具はステーキナイフが簡単ですが私は持っていない為、この前紹介したプチマリーンシリーズのサンマピックナイフを使用しました。
このナイフをサザエに素早く差し込みます。ここで躊躇したらサザエのフタが閉まるので思い切って行います。万が一失敗した場合でも、海水につけて10分位したらフタが開いてきますので、もう一度チャレンジできます。
ナイフを刺したら、右画像の矢印のようにフタの周りをなぞるようナイフを回します。1周回すのが難しければ、半周ずつナイフを入れても綺麗に取れますよ。
ナイフを一周入れたら、フタごと引っ張って身を取り出します。
身を取り出したら、画像の様な感じになります。しっかりナイフが入っていれば簡単に取れますよ。
次に、殻の中に残っている貝柱と肝を取り出します。ここでは道具は使いません。自分の指を使って取り出します。中で貝柱が殻にくっついていますので、指を入れて剥がします。
殻に指をすべらせて入れていき、残っている貝柱と肝を殻の奥に押し込むようなイメージで行えば外れます。何個かやってみるとはがれた感触が分かると思います。
剥がれたらフタが付いていた方を下に向けてまな板に殻を軽くコンコンと叩いてやると、するっと貝柱と肝が出てきます。
ここで、殻から出す下処理は終了です。殻は盛り付けで使うのでここでは捨てないのが私流です(笑)
雑学ですが、がサザエは一番下の渦を巻いている所が緑であれば雌、クリーム色のものが雄となります。ですので、このサザエは雄ですね。
3個とも綺麗に取り出す事が出来ました。
下ごしらえ②
次は、殻から出した 貝柱と肝を切り離します。
上の画像で青い線が入っている部分に包丁を入れて切り離します。
切り離したら、貝柱の方についているヒモという部分を包丁で取り除きます。ヒモとは黒くヒラヒラしている部分です。
食べた時に、肝が苦いと思われている方もおられますが、肝は苦くありません。ヒモという部分がとても苦いのです。
これが、貝柱からひもを取り除いた画像で、左側のものがヒモという部分。右上が肝、右下が貝柱です。
私はヒモの部分は廃棄しますが、苦みを体験してみたい方は、一度食べてみてもいいかもしれません。(毒はないので安心して下さい)
次に身の部分ですが、身の部分には口が付いていますので口を包丁で取り除きます。
この画像の赤い部分が、口です。
口を取り除いたら、フタと身の間に包丁を入れて切り離します。
フタも盛り付けに使用しますのでここでは捨てません。
上画像の右側に移っている物が取り除いた口の部分です。この口は廃棄します。
これで肝と貝柱、身の部分の下処理が無事終わりました。
盛り付け
盛り付けの準備ですが、サザエの殻にフタをひっくり返して、はめ込みます。これがサザエの身を入れる器となります。
器の準備が出来ましたら、サザエの身の部分と貝柱を食べやすいようにスライスして、サザエの器の上に盛り付けます。
肝の部分ですが、1つは包丁で叩いてペースト状にし肝醤油に、残りの2つは塩ゆでをしてみました。
これで完成です。おいしそうでしょう~
実食
早速、食べてみました。
ヒモを丁寧に取っていましたので苦みも全然なく、コリコリとした食感、磯の香り、肝醤油を纏ったサザエ、口の中でうまみが広がり幸せな気分です。
食欲全開で、きれいに完食しました♪♪♪
まとめ
いかがだったでしょうか。
サザエのお刺身、難易度高いように思えますがコツさえつかめば簡単に作る事が出来ます。そしてとても美味しいんです。
皆様も旬な逸品を作り、季節を感じてみてはいかがでしょう。
本日使用したナイフはこちらで購入可能です↓ ↓ ↓
かわいい顔して、いい仕事をします(笑)
本日はこの辺でお休みなさい
MS