水草の育成を始めてみました ~ボトルアクアリウム物語~ 水中の絶景を目指して その② 水草編
月と海の部屋へようこそ!!
今回は引き続きボトルアクアリウム物語です。
前回はボトルアクアリウムを始める為の準備編と題しまして、水草を除くボトル内の仮配置までご紹介いたしました。
過去の記事は ↓ ↓ ↓
購入してきましたよ~
水草!!
今回はこの3種類の水草を購入いたしましたので
ご紹介しつつ配置してみたいと思います。
行ってみましょう!!
組織培養水草
皆さまは組織培養水草をご存知でしょうか?
今回は、この組織培養水草を使いボトルアクアリウムを作っていきたいと思いますのでまずは簡単にご説明しておきましょう。
ですので貝や藻などの付着物がなく非常に扱いやすい水草ですね。
高品質な分多少値段は高価になりますがそれだけの価値があるんですよね~!!
ショップに行くと水槽内で管理されている水草が目につきやすいですが、組織培養水草はカップに入って販売されております。
めちゃくちゃかわいいんです!!
ちなみに
こんなカタログも発行されており見ているだけでも楽しいですね~
※ショップに行けば無料配布しているカタログです。
購入品(水草)
購入した水草をご紹介したいと思います。
まずは1種類目
『ニューラージパールグラス』です。
実物は
こんな感じです。
この『ニューラージパールグラス』は縦にはあまり伸びず横に広がっていく特徴がありますので、成長に伴い緑が絨毯状に広がっていきます。
ですので、前景に向いた水草ですね。
つぎに2種類目
『ウィローモス』です。
実物は
こんな感じです。
この『ウィローモス』はコケの一種で、石や流木に活着させるとそれだけで風情あふれる空間が演出できます。また濃い緑色な為、アクセントとしても良いですね。
生体(エビやメダカなど)との相性もいいです。
最後の3種類目
『BIO ロターラSP Hra』です。
実物は
こんな感じです。
この『ロターラSP Hra』はどちらかというとボトルアクアリウム向けではないかもしれませんが、あえて購入してみました。
カップに入っている物は黄色と緑色が混じっていますが、赤く色ずく水草で成長過程が楽しめます。
また縦によく伸びていきますので、中~後景に向いています。
この3種類を購入してきました。
水草で使用した金額は合計で2500円でした。
ボトルなどの材料と合わせると合計で6000円使用していますので
失敗はしたくないな~(笑)
ということで早速ボトルアクアリウムを作っていきましょう!!
水草育成プランとミスト式育成の説明
とその前に・・・・
もったいぶってスイマセン><
しかしながらプランは大切ですので(笑)
今回のボトルアクアリウムでの水草育成はミスト式で行いたいと思いますので
プランをある程度立てております。
ミスト式とは水を張らず、先にある程度水草を育成する方法です。
つまり植木鉢に植物の苗を植えて育てるようなイメージですね。
ミスト式の流れとしましては
①ボトルセット(ソイル+小物配置)
②ボトル内を霧吹きで湿らせる
③水草配置
④ボトル内を霧吹きで湿らせる
⑤ふた取付
⑥注水
箇条書きするとこんな感じですね。
少し説明を足すと
霧吹きでの水やりを日々行い、根がしっかり張るまで注水を行わないのです。
また蓋は水が蒸発して乾燥する事を防ぐために行います。
私のプランとしましては
状況を見ながらですが⑥の注水を行うまでに
④と⑤を2カ月位繰り返してみようかなと考えております。
(早めに根付いたら切り上げて注水するかもしれませんが)
水草の下処理と配置
お待たせしました。では実際にやって行きましょう~
水草の処理をしながらボトルに植えていきたいと思います。
前回、ボトル内にソイルと小物の仮配置までご紹介いたしましたが、水草を購入するまでの間に流木はあく抜きを済ませて再配置しております。
まずは前景となる『ニューラージパールグラス』を植えていきたいと思います。
まずは下準備ですが、カップから取り出すと
下側(根っこ側)は茶色の寒天のようなものがついておりますので
バケツの中にカルキ抜きした水を入れ
『ニューラージパールグラス』をつけ手で優しくなでる感じにて
茶色い部分を外していきます。
茶色い部分が取れたら、続いて株分け(小分け)していきます。
一つまみ分ほどづつ、手で引っ張りながら分けていくと
こんな感じになります。
洗いながら小分けしていく方法がやりやすいですね。
ではこれをボトル内の前景に植えていきます。
まずは植える前にボトル内のソイルを霧吹きで湿らせます。
分かりにくいですが
ソイル全体に湿り気がでる程度に湿らせましたので
早速植えてみました。
正面と上から見た画像となります。
こんな感じになりました。
等間隔で4株を植えてみましたが
上手く成長していけば前景はびっしりと自然にパールグラスで埋まるはずです!!
ちなみに
植えるのにはピンセットで持ってソイルに根っこ部分を差し込むだけでOK!!
続いて後景となる『BIO ロターラSP』を植えてみます。
こちらは
ご覧の通り
茶色い寒天状のものはありませんでしたが
バケツの中で洗ってこちらも株分け(小分け)いたしました。
これをパールグラス同様にピンセットで
後景に植えてみました。
正面と上から見た画像となります。
こちらも4株程等間隔に植えております。
これは横にはボリュームがでてくるタイプではなく縦に伸びるタイプですので、増やす場合はトリミングで枝を切った物をお隣に植えていけば増えます。
ですが上に伸びただけでも結構なボリュームになりそうな予感なのでとりあえず4株にしておきました(笑)
これでも十分いい感じになっていますが
せっかく購入したので『ウィローモス』もアクセント程度に入れちゃいました。
こちらは
コケですので、植えるのではなく石と流木に活着させます。
バケツ内で水洗いまでは同じですが
洗ったウィローモスを必要量ほど流木や石に置くだけです。
これでミスト式だと活着するはずです!!
最終的には
正面と上から見た画像となります。
こんな感じになりました~
すでにヤバいくらいの完成度かもしれません(笑)
ちなみに
横から見ると
こんな感じに
傾斜をつけたソイルに前景・後景と水草も高さに変化をつけています。
立体感がいい感じですね~
蓋の取付
水草の配置が終了いたしましたので
とりあえず霧吹きですこし水やりをしてから蓋をしました。
こちらです~
蓋といっても
サランラップを被せただけですが(笑)
でもラップだと保湿力が良いんですよ~
あとは
日々の水やりを実施しながら根がしっかりと付くまで待つだけですね!!
まとめ
いかがだったでしょう。
成長過程が楽しめる組織培養水草の成長が楽しみですね~
随時変化がありましたら経過をご報告いたします。
ちなみに
ボトルアクアリウム1個だけでは余ってしまいます。
ですので2個・3個作るのもいいかもしれませんが
私の場合
淡水水槽に残った物は植えてみました(笑)
こちらは水中での育成となりますが
こちらも
あわせて随時ご報告できればと思います。
では今夜はこの辺で
お休みなさい
MS