DAWソフト「cakewalk by BandLab」を使いオーディオインターフェイス『ルビックス24』経由でギター音をパソコンへ取り込みする設定し実際に録音をしてみた ~音作物語~
月と海の部屋へようこそ!!
前回はオーディオインターフェイス『ルビックス24』の購入をお伝えいたしましたが、これだけではパソコンに音を取り込んだりパソコンスピーカーから音を鳴らす事ができません。
楽器(エレキギター)を録音して遊びたいがために購入したオーディオインターフェイス『ルビックス24』ですが、パソコンに演奏した音を取り込むのにはDAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)ソフトも必要不可欠です。
私が使用しているソフトは、ドラム打ち込みでもご紹介いたしました「cakewalk by BandLab」です。
過去の記事は↓ ↓ ↓
ドラム打込音源も実はちょくちょく作っていましたのでレパートリーも程よく増えてきています。
ね、増えたでしょう(笑)
OSがウィンドウズならば無料で使用することができ、音楽作成の分野では、かなり遊べるソフトです。
今回はエレキギターをオーディオインターフェイスに接続し、DAWソフト「cakewalk byBandLab」で演奏した音を取り込んでみましたので紹介してみたいと思います。
「cakewalk by BandLab」の紹介(エレキギター編)
冒頭でもご紹介いたしましたが、作曲する事が出来るDAWソフトが「cakewalk by BandLab」です。
楽しみ方は人それぞれです。
一曲丸々作ってもいいですし、私のようにバンドの穴埋めでドラム打込み(私の場合コピーですが)を作ったりも出来ます。
エレキギターやベースがなくてもギター音源/ベース音源で打込みする事もできます。
しかしながら、ギターやベースの演奏は細かいニュアンスがかなり大切でチョーキングやビブラートなどを打ち込みで表現する事は非常に難しい。
そこでエレキギターやベースをオーディオインターフェイスと接続して音を取り込もうという訳です。DAWソフトとオーディオインターフェイス、エレキギターにケーブルがあればエレキギターで演奏した音をパソコンへ取込みが出来ます。
この「cakewalk by BandLab」にはアンプシュミレーターやエフェクターが無料で使え実機アンプさながらの音を楽しむ事が出来ます。※有料のものもあります
なので録音目的でなくとも自由にギターの練習したりも出来ちゃう訳です。
つまりギターを家庭で遊ぶ場合「cakewalk by BandLab」のソフトを使えば、アンプやエフェクターをそろえる必要がないですね。
アンプやエフェクターなんて結構高価なのに・・・
良い時代になったもんです(笑)
「cakewalk by BandLab」の使い方(エレキギター編)
このDAWソフト「cakewalk by BandLab」でエレキギターを楽しむにはオーディオインターフェイスを認識するように設定が必要となります。
この設定をしなければ音がスピーカーから出力しないため、メーカーの取説にそって設定いたしました。
次にギターをケーブルでオーディオインターフェイスに接続してスピーカーから音が出力(鳴る)するかチェックしていきます。
ギター音がスピーカーから出力(鳴る)するかチェック
まずは「cakewalk by BandLab」を起動しましょう。
①新規プロジェクトから「Empty project.cwt」を選択します。
すると空のプロジェクト(上画像参照)が開いたと思います。
次に音を取り込むためのトラックを作ります。
②画面左上にある「+」(下画像参照)をクリックします。
すると小窓で【トラックの追加】というのが出てきたと思います。
③小窓のインプットを自身が接続しているオーディオインターフェイスに設定し作成をクリックします。
トラックがプロジェクトに追加されましたね。
しかしながらトラックは最小化されている為、すべてが表示されていない状態ですので全表示にしてみましょう。
④上画像の赤丸で囲った「▼」をクリックします。
トラックが全画面になりましたね。
次にギターの音をこのトラックで感知するようにします。
⑤赤丸で囲ったインプットモニターをクリックして「ON」にします。
インプットモニターを「ON」にしたらインプットモニターがオレンジ色に変化したと思います。この状態でギターをオーディオインターフェイス(Hi-z)に接続して弾いてみると生音がパソコンスピーカーから出力(鳴る)します。
パソコン上でギターの音を感知しているか確認するのは上画像【音量レベルメーター】のゲージが上下する事で確認が出来ます。
ギター生音ですが、スピーカーから音が鳴った時感動しちゃいました。
がしかし、アンプやエフェクターを通していないギター音は物足りないと感じちゃいますよね。そこで「cakewalk by BandLab」にある アンプシュミレーターやエフェクターを追加してみましょう。
アンプシュミレーター/エフェクターの追加
スピーカーから音が鳴る事を確認したら、アンプシュミレーターおよびエフェクターを追加していきます。
『ギター音がスピーカーから出力されるか』の続きです。
①画面右側にあるカテゴリー欄から「Guiter」をクリックして展開します。
展開すると下に「TH3」というのが出てきたと思います。
②「TH3」を画面左側にあるトラック内の【FX】下側までドラック&ドロップする。
5秒くらい待つと「TH3」の小窓が開いたと思います。
この小窓の右側に色々なシュミレーションアンプ及びエフェクターが選択できるようになっています。
③自分の使いたいアンプやエフェクターを小窓画面中央のフローリングにドラック&ドロップする。
すると下画像のようにフローリングにアンプがセットされましたね。
ここでオーディオインターフェイスに接続したギターを弾いてみるとアンプを通した音がパソコンスピーカーから流れます。
※画像説明ではトラックの【インプットモニター】がOFFの状態になっていますがONにしなければ音が鳴りませんのでご注意ください。
ここでワンポイントです。無料版と有料版では使用できるアンプやエフェクターの数が違います。(無料版でも十分な数ですが)
使用できないアンプやエフェクターは黒塗り表示さえて選択できないようになっていますが、「SEE ALL」のチェックを外して(クリックしてOFFにして)おくと検索しやすいです。
同様にエフェクターもドラック&ドロップで移動させるとこんな感じになります。
自分の思い通りに配置したら、ギターを弾きながらアンプやエフェクターのコントロールつまみをパソコンのマウスで調整して自分の求める音を作ってやればoKです。
録音の方法
エフェクターの設定が出来たらいよいよ録音です。
最後に録音方法を説明してみたいと思います。
『ギター音がスピーカーから出力されるか』で説明した「④トラックの全画面」までやり方は同じですので割愛します。(やり方は⑤から記載します)
※パソコンスピーカーから音を出力(鳴らす)した状態で録音したい場合は、【インプットモニター】をONにしてください。OFFでも録音は可能です。
⑤トラックにある赤丸のボタンをクリックして録音待機状態にする。
このボタンを押してもまだ録音は開始されません。あくまでも録音待機状態になるだけです。
⑥上側にある赤丸のボタンを押すと録音が開始される。
以上で、メトロノームと共に録音が開始されます。メトロノームの音は録音されませんが、必要なければ上画像のメトロノームをOFFにしておけば鳴りません。
録音を停止する場合は、⑥で押した赤丸の左側にある「■」を押せば録音を終了する事が出来ます。録音した音を聞くには「▶」を押せば再生されます。
録音してみた
どうなるのか実際にテスト録音をしてみました。
まずは、ドラム打ち込みが入っていない状態で好きに弾いてみたものを録音していました。こんな感じになります。エフェクターはオーバードライブとディレイを接続したものです。アンプはRock'64(UK)です。
※再生ボタンを押せば再生されますが音量にご注意ください
次にアンプは同じでエフェクターをオーバードライブにディレイとコーラスの構成にして弾いてみました。高音でソロを弾くとこんな感じになります。
※再生ボタンを押せば再生されますが音量にご注意ください
ギターの腕前はとりあえず気にしないでくださいね。
どうです?エフェクターの効いた音が作られていますね。
最後はドラム打込みの音と一緒に録音してみました。
あくまでもテストですので、1曲通してではありません。ですので途中でギター音が消えます(笑)がご了承ください。
※再生ボタンを押せば再生されますが音量にご注意ください
ギターの腕前は置いておいて、ちゃんと録音されていますね。
録音がしっかりできる事を確認したので、ここからはもっとしっかりした音が鳴るように音作りをすることと音量のバランス調整を課題に遊んでみようかなと考えています。あ、
ギターの練習を一番しないとですね(笑)
まとめ
今回は「cakewalk by BandLab」でギターを使い音を鳴らす設定や録音の方法を説明させていただきましたが、いかがだったでしょう。
この DAWソフト「cakewalk by BandLab」は無料で使用する事が出来ますので、対応のパソコンにオーディオインターフェイスとギター及びシールドケーブルがあればかなり遊べますよ~
オーディオインターフェイス『ルビックス24』かなりいいです!!
同じように遊んでみたい方は、オーディオインターフェイスを購入してみてはいかがでしょうか。
それでは今夜はこの辺で
お休みなさい
MS