ベタ凪物語

ベタ凪物語

月と海の部屋へようこそ!!

ミニ四駆改造 ミニ四駆のスイッチ連動でLEDを点灯させてみた  ~ミニ四駆ピットイン物語~

月と海の部屋へようこそ!!

 

今回は前回予告した通り、ミニ四駆の電池3V(1.5V×2個)にてLEDが点灯するように改良してみました。

ミライトも悪くはなかったのですが、ミライトのように別電池だとスイッチのオン・オフをするのにボディを取り外さないといけません。手間ですよね~

そこでLEDの点灯をミニ四駆のスイッチに連動させる事にしたのです。

早速紹介いたしましょう~

 

  

回路を考える

まずLEDについてですが、LED赤色は2.2V(20mA)、白色は3V(20mA)が必要となります。このLEDを直列に複数つないでしまうと電源電圧3Vを超えてしまうため、理論上LEDは点灯しないのです。ゆえにミニ四駆に3V電池でLEDを複数点灯させるには、並列回路である必要があります。

最初にミニ四駆の回路を紹介してみましょう。f:id:tukitoumi:20200114232509p:plain

回路図を書くとこんな感じになります。

3Vの電池でモーターを回転させているだけですね。これに赤色(テールランプ)2個と白色(ヘッドライト)1個のLEDを取り付けする為の回路がこちらです。

f:id:tukitoumi:20200114232746p:plain

イメージはこんな感じになります。

 

LED点灯テスト

回路図がイメージ出来たら回路を組んでいくわけですが、まずはブレットボード(テスト用基板)に組んでみます。

ブレットボードとはこんな物です。

ブレットボード最大の特徴は、ハンダ付けする必要がなく通電できるというところです。つまり、部品やリード線を差し込むだけで回路が作れる優れものなんですね。よってテストするにはこのブレットボードが便利なのです。

このテストで使用する物のはこちらです。

f:id:tukitoumi:20200115001310p:plain

抵抗・LED・モーター・リード線・スイッチ・ブレットボードを使います。

抵抗は赤色LEDには47Ω、白色LEDには10Ωを使用します。

さっそくブレットボードにLEDを点灯させる回路を作ってみました。

f:id:tukitoumi:20200114234617p:plain

モーターは、ミニ四駆から取り外しモーターが暴れたりしないようゴムで固定して配線しました。スイッチはエレキギターなどによく使用されているトグルスイッチを取り付けしました。電池は単一3V電池を接続しています。

配線がごちゃごちゃしているけど完成です!!
スイッチオン!!

f:id:tukitoumi:20200114234920p:plain

LEDが点灯しているのは分かりますね。分かりにくいですがモーターもしっかり回っていますよ。本当はテスターで電圧・電流を計測すると色々見えてくるのですが、今回は十分の明るさで点灯した事に満足した為、これにてテスト終了です。

 

基板作成

テストが終了したらミニ四駆に取り付けするユニバーサル基板に回路を組んでいきます。

用意するのは、ハンダごて・ハンダ・ユニバーサル基板・リード線・3mmLED・抵抗・カッターを使用します。

リード線(電線)の被服を剥くのにはカッターなどでも可能ですが、あれば便利なものをここで1つ紹介しておきましょう。

テスト基板で作った回路をユニバーサル基板で組んでいきます。ユニバーサル基板はミニ四駆に取り付けできそうなサイズを選択しなければなりません。

私が使用したのはこちらです。

f:id:tukitoumi:20200114235321p:plain

サイズ2×8cmの2.54mmピッチです。十分小さいけどミニ四駆に装着となるとこれでも大きい。とはいっても簡単な回路であり使用する部品も少ない為、このユニバーサル基板を半分に割り2×4cmにして使います。カッターなどで傷をつけて曲げると簡単に割れます。

LEDやスイッチに接続するリード線は便利なプラグコネクターを使用しようかと考えていたのですが、ミニ四駆に取り付けした時に干渉しそうなので断念。リード線は直付けにしました。

ここでワンポイントですが、LEDには極性がありますのでプラスマイナスを間違わないように取り付けする必要があります。

基板の裏側配線はハンダで接続していきます。

私が使用しているハンダごてはこちら!!

f:id:tukitoumi:20200115002047p:plain

先端が交換可能なタイプで温度調節が出来るタイプです。先端は用途において細いものや太いものに交換できるのがGOODです。今回の基板作成は細い先端を使用し、電線とLEDのハンダ付けは太い先端を使用しました。

ハンダ作業をするときは換気を良くして行いましょう。

ここでワンポイント!!基板にハンダ付けするときはしっかりとランドをハンダごてで温めてからハンダを溶かすと綺麗な仕上がりになります。またハンダは付けるというより流し込むようなイメージで行うといいでしょう。

組上がった基板がこんな感じです。

f:id:tukitoumi:20200115000603p:plain

組んだ基板をテストで使用した電池(単一3V)に接続して点灯するか確認してみたした。 

f:id:tukitoumi:20200115001718p:plain

・・・・・・

あっ

点灯したが

色が間違ってる~

点灯するまで色が識別できないLEDのせいですね。

やり直しました(笑) 

  

取付と動作確認

ユニバーサル基板に回路を組んだらミニ四駆に基板を取り付けていきます。

私はボディの中に入れ込む事にしました。

電源の配線は、モーター側のターミナルにハンダで取り付けしました。

f:id:tukitoumi:20200115003753p:plain

LEDはボディの穴をあけた個所にはめ込んで外れないようにアロンアルファーで固定しました。ボディを取り付けると基板と配線がいい感じで隠れましたよ。

ボディが半透明なので若干透けて見えますが(笑)

取り付けたLEDがこんな感じです。

f:id:tukitoumi:20200115004259p:plain
f:id:tukitoumi:20200115004141p:plain

これを点灯させてみるとこんな感じです。

f:id:tukitoumi:20200115004432p:plain

リアにつけたなんちゃってテールランプが綺麗に点灯しました。

LEDは透明で点灯すると赤色に光るLEDがいい感じですね。

ちなみに画像が反射して撮影できませんでしたが、フロントの白色LEDもちゃんと点灯していましたよ~

 

まとめ

いかがだったでしょう~

わざわざ基板を組まなくても出来なくはないが、今回はあえて基板でやってみました。

この改造、ミニ四駆のスイッチと連動しているので当然LEDが点灯しているときはモーターが回っています。なので点灯させた画像を撮るのが難しい(笑)

が、コースで走っているときにLEDが点灯するってかっこいいですよね~

ミニ四駆にLEDを取り付けする方法はたくさんありますので、自分なりに作成してみると面白いですよ。

興味があるかたはチャレンジしてみてくださいね~

※チャレンジされる方は何があっても自己責任でお願いいたします。 

 

今回はこれまで!!

それではおやすみなさい

MS

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村