海水水槽の清掃 ~マリンアクアリウム物語~
月と海の部屋へようこそ!!
本日は、久しぶりのマリンアクアリウム物語~
ニモ君達の飼育を始めて1年以上が経過しました。1年前と比べお魚さんたち、だいぶ大きくなりました。すくすくと成長していますよ。
育成魚の紹介は過去の記事から↓ ↓ ↓
やはり1年もたつと底砂が少なくなってきました。普段は、2週間に1度海水の半量水換えと簡単な清掃を行っていましたが、今回は、底砂の追加とあわせて水槽の清掃を本格的に行ってみましたので紹介してみたいと思います。
それでは行ってみましょう~
飼育魚移動
底砂を追加する為には、まず飼育しているお魚君達とライブロックを移動させる必要があります。また、水槽内の汚れを本格的に清掃したい為、今回の想定作業時間は3時間位。とりあえずバケツの中に移動させておくことにしました。
ここでの注意点は、水槽内の海水半量は廃棄しない事です。
水槽内の海水を新しくしてしまうと立ち上げる前の水槽に戻ってしまいます。水槽を立ち上げる時はバクテリア定着までの約2週間、飼育魚を入れることができません。つまり同日中にお魚ちゃん達を水槽に戻せなくなってしまいますので、この海水半量は、廃棄厳禁です。なので、水槽内の海水半量は、同じバケツに入れて残しておきました。
水槽内の清掃
水槽から水をすべて抜きだしたら、水槽内にある底砂をビニール袋に入れておき清掃開始しました。
清掃前は、コケや石灰藻が付着しています。コケはキッチンペーパーで拭く程度でも比較的落としやすいですが、石灰藻はかなり頑固です。水槽清掃では、生体に影響が出る為、洗剤や薬品は使うことが出来ません。
そこで『激落ちくんスポンジ』の出番です。メラミンの力と水を使ってどうにか石灰藻を落とすことが出来ました。
清掃後は、キッチンペーパーで余分な水分を拭き取り、ビニール袋にとっておいた底砂と購入した底砂を入れました。
画像を見ても分かるよう見違えるように綺麗になりました。
『激落ちくん』良い仕事しますね~
ライブロックの配置
水槽内に底砂を引いたら、ライブロックの配置を決定します。
「高さを作りつつワイドに見せる」というのが私の配置イメージ。前回の配置もまずまずでしたが、もっと良くなるはずと変更してみました。配置してはやり直してを繰り返し、試行錯誤しながらしっくりくる配置を手探りで探します。
今回は、こんな感じで配置してみました。隠れ家あり、アーチあり、高さありでイメージに近づいた感じです。
本当はライブロックも増やしたかったのですが、予算の関係で今回は断念しました。
水槽復旧
ライブロックの配置がきまったら海水とニモ君達を水槽に戻しました。
水槽に海水を入れる時は、底砂が濁りやすいのでゆっくりと海水を注ぎ入れる事が重要なポイントとなります。また、生体を入れる前にはろ過装置を前もって運転しておき、水合わせをしてから生体を入れた方が良いと思われます。
綺麗になった水槽で、しっかりとニモ君達は元気に泳いでいますよ~
水質検査
最後に水質検査です。
今回使用したのは『マリンテスト 5in1』
この検査キットは、水槽内の海水に硝酸塩(NO3)/亜硝酸(NO2)/カルシウム(Ca)/炭酸塩硬度(KH)/ペーハー(PH)がどれくらい含まれているかが60秒で検査出来ます。
簡易に検査出来て水換えのタイミングが分かり便利がいいんですよ~
実際に計ってみた結果がこちらです。
左側が清掃前の水質で、右側が清掃後の水質です。
清掃前:CO3=0、CO2=0、Ca=400、KH=10、PH=7以下ですので、PHは水換え推奨範囲となっています。
清掃後:CO3=0、CO2=0、Ca=400、KH=15、PH=8.2でした。
規格値以下だったPHがセーフエリアまで戻りました。水質が良くなったという事ですね~
まとめ
底砂を追加する為に、水槽から海水をすべて取り出したのが初めてだったのでうまくいくか不安だったのですが、しっかり泳いでいるところをみると成功ということですね。水槽が綺麗になったことで、ニモ君達が良く見えて満足です。
癒されますね~
ろ過装置も清掃したのですが、ろ過装置清掃記録については、また今度記事にしてみたいと思います。
本日はこの辺でお休みなさい
MS