三原市にある『はるのんカフェ』での王様ライヴ【GIGレポート】 ~生演奏物語~
月と海の部屋へようこそ!!
今回は、その三原市で営業しておられる『はるのんカフェ』にお邪魔しました。
何を目的に行ったのかというと、今回はコーヒーを楽しみに行ったのではないですよ~
そう、前回紹介いたしました「王様」のライヴが『はるのんカフェ』で行われるということで足を運んできました。
王様の紹介については、過去の記事からお願いします↓ ↓ ↓
今回は、王様のライヴについて紹介してみたいと思います。
それでは早速行ってみましょう~
『はるのんカフェ』の紹介
お店の外観にはギターが飾ってあり、「音楽を楽しめますよ」という雰囲気でした。
「美味しいコーヒーと音楽に出会える場所」というのがお店のコンセプトのようで、定期的にライブが開催されており、中には初心者歓迎の飛び入り参加可能(プレイヤー)ライブもあるようなので、興味がある方はチェックしてみて下さいね。
王様ライブチケット
王様のライブ告知を見つけた私は、
「王様が三原に来るらしいけど、行ってみない?」と友人を誘ったのが始まりでした。
しかし、仕事や家庭の都合があり、ギリギリまでライヴに行けるかどうかわからない状況。なので、前売り券はさすがに買えません(焦)
となると必然的に当日券狙いとなるわけですが、当日券があるのかという多少の不安もあります。その為、『はるのんカフェ』様にメールで問い合わせてみました。
「当日になるまで行けるかどうか分からない為、王様の当日券販売はありますか」と問い合わせたところ、先方は「ありますよ」との回答でした。しかも「このメールをもって前売り価格(当日券より500円安い)で対応します」との事でした。
本当にありがとうございます(感謝)
結局、都合がついたので友人を含め3名でお邪魔させていただきました。
ライヴ開始前
ライヴ当日は、開始1.5時間前に三原駅に集合。まずは、近くの居酒屋で軽くアルコールを飲みながら、「今日は何を演奏してくれるか」などと本日のライブを想像して友人と盛り上がるのが、私達流のライヴ前の楽しみ方。
また、王様のライヴ前には必ず話題になる内容が1つあります。
それは・・・
「私たち3名だったらどうする(笑)」
私は、王様のライヴに行くのは今回が4回目(はるのんカフェに行くのは初)ですが、
「告知があまり行われてない事」と、「アリーナやホールなど大きなところでのライヴでない」為、毎回王様のライブは会場に到着するまで不安でしょうがありません(笑)
実際は毎回、満員御礼なんですけどね(王様、本当にすいません)
ライヴ開始(前篇)
開演15分前に会場に到着したら、すでに満員でした。
皆さんアルコールや軽食を取りながら、今か今かとライヴ開始を待ちわびておられました。私たちもドリンクを頼み開演を待ちます。
定刻になり、会場内の電気がパチンという音と共に落とされます。そして、入場テーマ曲「威風堂々」が流れ王様の登場しました。
まず、1曲目はビートルズ王様版「カブトムシ伝説」が演奏されました。次に、ストーンズ王様版「転石伝説」が投入され、王様ワールド初級編が終了します。
初級編終了後には、「テンポたもつ君」という王様の相方が紹介されました。
ちなみに「テンポたもつ君」とは、MDプレイヤー(鋭い会社製)で王様のバックバンドとして活躍します。
その後は、エリッククラプトン、ジェフベック、ジミーペイジなど世界を代表するギターリストが王様に乗り移り、王様と各曲の出会いエピソードや思い出エピソードを添えた曲紹介と共に、60年代・70年代ロックの名曲が次々に投下されていきます。
ビジュアルインパクトの強い王様ですが、演奏力とギターテクは本当に凄い。ギターソロの完コピも凄いのですが、王様の色を入れてくる曲もあります。かっこいいの一言です。MCも一級品で、内容も面白く思わず笑ってしまいます。
王様のMCは、「~です、ね」と語りかけるよう語尾に「ね」を強調して喋るのが特徴的(笑)。
前篇ラストはヴァンヘイレン王様版。「ぴょん!」と言う曲(原曲:JUMP)できっちり〆てくれました。この曲は、お客さん全員でぴょんと飛び跳ねるのが王様ライヴでのお約束となっています。
しかし、ライヴが始まるまで飲みすぎていたせいか、私はライヴ開始直後からお手洗いに行きたいのを我慢していた為、とび跳ねるのはとても無理~(だってライヴ全て見たいから抜けたくなかったんだもん)
前半終了後、急いでお手洗いに行かさせていただきました(笑)
ライヴ再開(後篇)
後編も、入場テーマ曲「威風堂々」と共に王様が登場し、60年代・70年代ロックの名曲を披露してくださいました。
ブラックサバス王様版の「脳天爆発男」(原曲はParanoid)やキッス王様版の「踊るデトロイト」(原曲:デトロイトロックシティー)、ディープパープル王様版の「燃えろ」(原曲:BURN)、「高速道路の星」(原曲:Highway Star)などが演奏されました。
そして本日ラストの曲は、ディープパープルメドレー王様版の「深紫伝説」でした。この曲8分強あるのですが、聞き入っていると、あっという間に終了。
まだまだ聞きたい曲はたくさんありましたが、まさに「ザ・王様」と言わんばかりのセットリストでした。
ライヴ終了後
ライヴ終了後は、王様のグッズ購入タイムです。
王様のグッズを購入すると、「世界を代表するギターリストと握手してきた王様の右手と握手出来る」権利が発生します。王様いわく世界的ギターリストと間接的に握手が出来るとの事だそうです(笑)
私ですか?当然購入しましたよ~
今回は「王様Tシャツ」と「ボールペン」、「使用済みピック」を購入しました。購入後はサインをもらい一緒に記念撮影と握手させていただきました。
この王様Tシャツ、今まで行ったライブでは毎回売り切れで手に入れられてなかったので、購入出来て良かった~
しかも、サイン入りで(笑)
王様のお薦め曲
今回のライヴで演奏されて改めて良い曲だと感じた曲を2曲紹介してみます。
「脳天爆発男」(原曲:Paranoid)
王様の歌声は太く低い声であり、その声がこの曲にとてもマッチしているように感じる。ブラックサバスで聞いても良い曲であるが、王様が歌っても良い曲である。
言わずと知れたキッスの曲である。サビは、つい口ずさみたくなるようなメロディーが聞いていて心地よい。歌いやすく日本語に直訳してくれた王様に感謝。
王様版日本語訳にすると、「ライヴに遅刻した方が、150Kmのスピードで車を飛ばしライヴ会場に向かう途中交通事故をおこす」という内容。曲の最後には「た~まや~」と歌いながら、事故した後のワイパーを手で表現する王様だが、なかなか良くできているなと感心する。
そんな2曲が入っているお勧めアルバムはこちら~
このアルバムはおすすめ両方の曲が入ってる。
しかし、CDで聞くのもいいけれど、トークも色々聞けるライヴが一番お勧めですよ。
まとめ
今回で4回目の王様ライヴに行きましたが、「椅子に座ってライヴを堪能する」というスタイルはどこの会場も同じでした。しかし、ライヴを行う場所によって盛り上がり方や雰囲気は全然違います。各場所でそれぞれの良さがあります。
今回は、とても音が良く、しっかりと音が通る会場でした。また王様との距離が本当に近い。これは『はるのんカフェ』ならではのライヴだと感じました。
王様は、全国の色々な場所でライヴしていますので、王様に興味がある方や60年・70年代洋楽ロックに興味がある方は、王様ライヴに遊びに行ってみると面白いですよ。
本日はこの辺でお休みなさい
MS