ベタ凪物語

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ロックストーリー ~オジーオズボーン編~

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ちょっとマニアックなロックストーリー洋楽オジーオズボーン編。

私が高校時代に友人から「このアルバムいいよー」って紹介してもらい聴いてからすぐ虜になったヘヴィメタル

皆さんはオジーオズボーンを知っていますか?知らない方の為に簡単な説明。ヘヴィメタルの中でカリスマ的な存在であり、色々な伝説を持ったボーカリスト。オジーの世界観に触れると、はまってしまいますよ。

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洋楽のストーリーを紹介するのは難易度が高いんです。なぜかって・・・それはメンバーチェンジが頻繁に行われるから紹介が難しい。が、あえてオジーの物語に私の思いを乗せてお送りしてみます。

※私の思いや心の声は色(紫)を変えておきます。

では行ってみましょう~

 

 

ジーオズボーンの物語

生い立ち~バンド時代まで

ジョン・マイケル・オズボーン(オジーオズボーン)はイギリス、バーミンガムのアストンという場所で1948年12月03日に産まれました。戦後まもなく爆弾がどこに埋まっているか分からないような時代で、オジー本人は荒んだ10代を送っていたらしく、「やれるだけの悪いことはすべてしてきた」と語っている。

現在でいう「ヤカラ」と言うやつですね。

ビートルズと出会ったことで15歳で学校を退学し、バーミンガムの楽器店にバンド募集のビラを貼り、集まったメンバーで1967年に「アース」という名のバンドを結成。1969年には同メンバーでバンド名「ブラックサバス」に変更。人を怖がらせる音楽を作るといったテーマでデビューアルバム「Black Sabbath~黒い安息日~」を13日の金曜日に発売した。2ndアルバム「パラノイド」では爆発的ヒット。ヘビーメタルという言葉が誕生したのもこのころである。2ndアルバム後、ブラックサバスのメンバーは酒とドラックに溺れるようになる。その後もヒットアルバムを出し続けてきた。

私の好きな曲は、アイアンマン、パラノイドなど多数あります。

アルコール依存やドラック依存でギスギスしてきたバンド「ブラックサバス」は1979年にオジーオズボーンを解雇にする。

要はクビを切られたってことですね。ドラックは絶対だめですよー。

ソロ活動~ランディローズ時代

「ブラックサバス」を首になったオジーはソロ活動を開始する。が、この時代も酒とドラックにどっぷり浸かっていた。ここでオジーを救ってくれたのが、当時マネージャーのシャロン・アーデン(現在はシャロン・オズボーン)である。オジーは自身のバンドを結成する為、オーディションを開き、運命の出会いを果たす。そう、ギターリストのランディーローズと出会うのである。のちにオジーはランディーとの出会いを「俺にとっては授かりもんさ。天の誰かが与えてくれた恵みだ。アイツは俺の何かを変えた」と語っている。 1980年には1stアルバム「BLIZZARD OF OZZ~血塗られた英雄伝説」が発売された。

1981年には、2ndアルバム「DIARY OF A MADMAN」を発売。さらに気持ち悪さに磨きがかかったアルバムとなっている。

アルバムを簡単に説明するのは非常に難しく酷である為ここでは控えるが、私が友人に紹介してもらったのは「ブリザード・オブ・オズ」である。オジーのいい意味での気持ち悪さとランディのクラシカルなメロディラインが調和してたまらなくかっこいい。オジーのオリジナルアルバムで私が一番好きなアルバムである。

1982年03月19日ここでまさかの事件が起きる。ランディローズを乗せた小型飛行機が墜落したのである。ランディローズは即死であった。オジーは茫然自失になり、精神を徹底的に追い詰められ酒やドラックに溺れるようになった。「もう活動を終わりにしよう」とも語っている。

ランディローズのフライングVギターで奏でる繊細かつエネルギッシュなギターフレーズをもっと聴いてみたかった。私の中ではピッキングハーモニクス(ギターの奏法)がすごく印象にある。オジーは本当にショックが大きかったんじゃないかなと思う。

ジェイク・E・リー~ザックワイルド時代

ランディローズの死を乗り越えれたのは、シャロン・アーデンのおかげであり、オジーシャロンと結婚した。1983年にはランディローズの代わりにジェイク・E・リーがメンバーに入り、3rdアルバム「BARK AT THE MOON」、1986年には「罪と罰」をリリースしている。

「BARK AT THE MOON」もかっこいいアルバムで高校時代はひたすら聴き続けていたな。どちらかと言うと気持ち悪さよりもハードロックのカッコよさが味わえる。

1986年には、ジェイク・E・リーが脱退しザックワイルドが加入し5枚のアルバムに携わっている。2019年現在のオジーオズボーンのギターリストはザックワイルドである。

ザックワイルドのギターは、楽曲の重圧がより増しているように私は感じる。また、ギブソンカスタムレスポールでビブラートをやたらと強調する印象である。ただしザックワイルドは脱退と再加入を繰り返すためややこしい。

 

ジーオズボーンの伝説

ジーには、色々な伝説がある。有名なエピソードを簡単に紹介してみたいと思う。

①1981年にレコード会社の会議の中、生きたハトの首を食いちぎった。これに関しては本当は手品のような事ををする為に用意したハトであったが、ハトがぐったりしていたため手品はできず。とっさにアドリブでハトを食いちぎったらしい。

②ライブ中に観客席から投げ込まれた生きたコウモリの首を食いちぎった。投げ込まれたコウモリがぐったりしていた為、おもちゃだと思ったらしい。オジー本人は「口の中にネバーとした液体にえ?やばい」と語っている。

③アラモ砦に立ち小便をした。この結果10年間テキサス州でライブ禁止になったらしい。

その他、興味深いエピソードもたくさんあるが興味がある方は自伝「オジーオズボーン」を読んでみたら面白いと思う。

 

ジーオズボーン番外編

2002年には、リアリティ番組ドラマ「オズボーンズ」がオンエアされた。内容は、ビバリーヒルズのオジー一家をドキュメンタリーで追うという内容。この番組でメタルなど聴かない人々を振り向かせ、またオジー一家を有名にした人気番組。現在DVDでしか手に入らないが、レアだと思う。違った一面が見れるらしい。

 

私のお薦めオジーランキング

アルバム単位で聴くのが一番のお薦めであるが、あえて楽曲単位でお薦めランキングを紹介してみたいと思う。

 

第3位 「クレージートレイン」(アルバム:BLIZZARD OF OZZに収録)

言わずと知れたクレージートレイン。このギターフレーズ本当にかっこいいんです。また、昔見たPV映像は凄かった。PV内容は、女性を縄で縛って線路に寝かせ機関車が来るのを喜ぶオジー・・・これにはマジかって感じでした。

 

 

第2位「暗闇にドッキリ」(アルバム:罪と罰に収録)

ダークな感じで気持ち悪さがすごく心地よい。

 

第1位「ミスタークロウリー」(アルバム:BLIZZARD OF OZZに収録)

まさに死の番人って感じの曲。クラシカルな面もあるがホラー感が強い。真っ暗な夜道でこれが流れると恐怖しか感じないと思う。でも夜中の教会で聴いてみたい気がする。

 

番外編「黒い安息日伝説」(日本語訳ロックシンガー王様のアルバム)

すいません。番外編として、ブラックサバス黒い安息日を日本語訳した王様のアルバムですが日本語で歌っているため初級編と言う事で乗せてみました。私は好きです。


黒い安息日伝説

まとめ

いかがだったでしょうか?オジー物語も壮絶でおもしろいですよね。すごさや生き様すべてひっくるめてオジーオズボーンであると私は思います。

ジーオズボーン現在70歳。現在は体調不良で入院しているらしいですが、元気な姿でまた日本にライブしに来てほしいですね。ちなみにオジーは日本のカレーが好きらしい。おっと、オジーオズボーンのアルバムジャケットもかっこいいですよ。気になる方は確認してみてくださいね。

 

今日はこの辺でお休みなさい。

MS