見えないものを見ようとする(水槽編)
月と海の部屋へようこそ!!
見えないものを見てみたいと思ったことはありませんか?←ホラーじゃないよ(笑)
例えば、空気や音は日常的に目で見ることはできませんよね。
でも、機器を使えば空気が存在すること、音が出ていることは確認できますよね。
空気だと、酸素濃度計を使えば○○%存在していることが確認できます。
音もPCなどでモニターを通すことで画面で表示されますよね(ギザギザなあれです)
水についても同様に水の中に何が溶けて含まれているか目では見れないですよね。
(なにがどれくらい含まれているかは試験紙を使えば確認は可能ですが)
海水水槽で純水を使うためTDSメータ-を購入しましたので
水の中に溶け込んでいる物質の濃度をのぞいてみたいと思います。
水道水には何が含まれているのか
水道水には、
①ミネラル(カルシウム、マグネシウム、カリウム、ナトリウム)
②塩素
③鉛
④サビ←(送水配管に発生したものも含まれる)
が含まれています。
日本の水道水は、安全な基準まで処理されているため飲むことは可能ですよ。
水の溶解した濃度の確認方法
水の中に溶解した濃度は、TDSメーターで確認できます。
私の使っているTDSメーターはこれ!!
TDSめーたー +水温計機能付き 水質測定器 TDSメーター 水槽用 ウォーターエンジニアリング 価格:2,138円 |
ウォーターエンジニアリングから発売されている
TDSめーたーを使用しています。
TDSメーターで確認できること
①水中に溶け込んでいる不純物濃度(ppm)
②温度(℃)
③華氏(◦F)
この3点がボタンの切り替えで確認することが出来ます。
温度が出るのに華氏が表示する必要はよくわかりませんが(笑)
不純物濃度(PPM)について
雑学ですので、ここは興味なければスルーでお願いします。
PPMとは、水1Lに対して○○mgの不純物が含まれるということです。
例)測定値が20ppmであった場合は、水1Lに対して20mgの不純物が含まれます。
計算式はこうなります。
20×10⁻⁶=0.000020/kg ←水は1L=1kgのためKgになります。
このままでは非常に分かりにくいため、単位をg、mgにすると
0.000020×10⁻³=0.020g ←これでgになりました。
0.020×10⁻³=20mg ←これでmgです。
よって、水1L(1kg)に対して、20mgの不純物があることが分かります。
TDSメーターの用途、使い方
TDSメーターで何が出来るかというと
水槽内の水質管理、水質測定などが可能です。
使い方は非常に簡単で、センサー部を水につけるだけでOK!!
デジタル表示で数字が確認できます。
具体的な使い方ですが、
水槽内の水質管理に使うのであれば、まず水換え時にTDSを測定しておきます。
1週間毎など定期的にに再度測定し、TDSの測定値が
どのくらい増えているか数値を見ることで水の汚れ方を把握できます。
(海水水槽では、塩にいろんなものが含まれるため測定できませんでした汗)
私は、もっぱら水質検査に使用しています。
海水水槽で純水を作成・使用しているため純水になっているかを
確認するのに使用しています。
実践
とりあえず、水道水の水質測定をやってみました。
測定値は40ppm、温度は16.9℃でした。
ぶっちゃけ水道水は十分な値です。
ちなみに、純水を作って計った値ですが、
なんと、2ppm!!
本当は、0ppmにしたかったですが、
十分純水と言っていいと思うレベルです。
ここに市販の水槽用塩をまぜて海水を作ります。
ちなみに海水水槽用の塩は、
マリンテック シーライフ 100リットル用 人工海水 関東当日便 価格:2,258円 |
マリンテック シーライフを使っています。
まとめ
TDSメーター非常に満足しています。
皆さんも機会があれば使ってみてくださいね。
今日はここらへんでお休みなさい
MS